虹色デイズとは?
なっちゃん(佐野玲於)&まっつん(中川大志)&つよぽん(高杉真宙)&恵ちゃん(横浜流星)は、性格も趣味もちがうけど、いつも一緒な仲良し高校2年生。学校でも放課後でも、みんなで楽しい毎日を過ごしていた。ある日、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈に片想い!連絡先も交換できないなっちゃんを冷やかしながらも応援する仲間たち。そんな彼らにも変化があらわれ…。
出典:http://nijiiro-days.jp/aboutthemovie.html
虹色デイズがどんな内容なのか、簡単に説明します!
虹色デイズは、主人公の羽柴 夏樹(なっちゃん)を中心に、松永 智也(まっつん)、片倉 恵一(けいちゃん)、直江 剛(つよぽん)の男子高生4人が繰り広げる青春物語です。
小柄でちょっぴり乙女チックななっちゃん、チャラいまっつん、Sっ気たっぷりのけいちゃん、ヲタクなつよぽんで原作はギャグ要素多くて面白いですよ!
原作は全16巻でアニメも2016年に放送されていて、スマホアプリもリリースされています。


学生時代が「懐かしくなる」?

正直、最初は映画を見るつもりはなかったんですけど、別の映画を観に行った時に流れた予告を見て、「あ、これは面白そう」と思っちゃったんですよね。
何よりイケメンが多く出ているので目の保養にもなるし、心の栄養にもなるし、と観に行きました。
平日の17:45から上映で、私と友達の2人と、男性2人組、男性1人の計3組のみで、閑散としていましたが逆にゆったり観られて個人的にはよかったです(笑)
僅差ではありますが女性客より男性客が多かったのは予想外でした。恋愛映画、というより青春映画だからかな?
感想として一番思ったのは「めちゃくちゃ懐かしい」です。
自分が通っていた学校の内装にとても似ていて、何でしょう。昔ながらの学校というか、リアルな学校というか。教室とかとてもリアルで「懐かしい」と自分の学生時代を思い出しました。
ただ、虹色デイズってこんなに田舎の高校だっけ?とは思ってしまいましたが(汗)
メイン4人の原作との違い

原作との違いは結構あります。けどそれを全て上げていくのも違うと思うので、気になった部分を書いて行きます。
まず、なっちゃん役の役者さんである佐野玲於くんについて。
多分メインの男性4人の中でも特に違和感が気になってしまうと思います。原作とは設定も違います。
ただ、漫画やアニメの中での「なっちゃん」とは違いますが、映画を観ていてそんなに「なっちゃんじゃない!嫌!」という感情はなくて、よく動く表情とか、動きとかがとても観ていて楽しかったです!
玲於くんの変顔は必見ですよ!思わず口元が緩んじゃう時があります。
後の3人のメンバーはほぼ原作の役にハマっていたと思います。
容姿も設定もそこまで変更はなくて、唯一はけいちゃんの「鞭を使う」っていう設定がないのでそれによってチャラいイメージが出来上がっていますが、個人的にはこの改変はアリだと思います。
登場人物達の髪色にしてもそうですけど、リアルな学生は鞭なんて持っていませんから。
つよぽんに関してはちょっとノリノリすぎない?と思うくらいで、容姿は100%原作通りです。本当につよぽん。リアルつよぽん。
けいちゃんのお兄さんである片倉先生は残念ながら登場しません。
名前が一瞬出てきましたが、原作を知らないファンは誰なのか、なぜなっちゃん達がその名前に怖がったのか、よくわからないシーンかもしれませんが、原作ファンとしてはクスッと笑ってしまいました。
女性キャストについて

女性陣に関しては小早川さんも筒井ちゃんも可愛くてよかったです!
小早川 杏奈役の吉川愛さんの顔がとても可愛くて、透明感があって「目の保養」ってまさしくこれだなあ、と思ってしまいました。
終盤の演技が小早川さんにしてはちょっと違和感ありましたが、それ以外はほとんどなくて、おとなしい感じが出ていましたよ!
筒井ちゃんは見た目もキャラも本当に原作そのままの筒井ちゃんで、演技が上手いです。ヒステリックに叫ぶシーンがあるのですが、もうほんと、可愛い。その言葉に尽きます。
個人的に実写の虹色デイズはなっちゃんと小早川さんとの恋愛より、まっつんと筒井ちゃんが気になってしょうがなかったです。原作でもこの二人のカップリングが好きなので特にそう思ってしまうのかもしれません。

それと浅井 幸子(ゆきりん)は一見、髪型のせいか地味に見えるのですが、顔が綺麗で、キャラも可愛くて、「予想よりゆきりんっぽい」という感想です。ゆきりん役の役者さんも透明感がある…。
元々の役者さんの顔立ちがみなさん整っていますよね…!
ゆきりんはなっちゃんの呼び方が違いましたが(なつきんぐって呼んでなかった…)、つよぽんの大学を知った時の反応は可愛いのでこれも必見です!
それと千葉ちゃん!髪型違うしピアスもつけてないけど、リアルな千葉ちゃんってこんな感じかも、と思えて個人的にはとても好きです。
ただ、タイゾーが出てこないのでその辺の絡みはなく、4人と千葉ちゃんっていう謎な関係ができてましたね。
映画オリジナルの要素

主役や原作キャラに注目してしまうのはもちろんなのですが、原作キャラではない映画オリジナルの脇役もかなり濃くてこの映画のギャグ要素を強めています。
小早川さんにちょっかいを出す役がまず個性的で笑ってしまいます。
そして熱血教師の田渕先生。
どちらも映画オリジナルのキャラクターでしたが濃っ!って感じの役なので面白かったです。
映画オリジナルではありませんが、そういえば筒井ちゃんのお兄ちゃんが出てくるのですが、このお兄ちゃんもとても演技が個人的に好きで、筒井ちゃんとの絡みがとてもほっこりします。
私が一番オリジナル要素で好きなのはカップラーメンの出来上がるアラーム音です。
4人が昼食の時にカップラーメンを食べるシーンがあるのですが、そのカップラーメンが出来上がったのを知らせてくれるアラームがとても個性的で、個人的にすごくすごく好きです。買いたい。使いたい。
劇中で流れる曲も多くて良い雰囲気作りをいていたと思います。
エンディング・テーマ:降谷建志
「ワンダーラスト」(ビクターエンタテインメント/MOB SQUAD)
挿入曲:「虹」フジファブリック
「バウムクーヘン」フジファブリック
「17歳の唄」阿部真央
「群青」Leola
「your song」SUPER BEAVER出典:http://nijiiro-days.jp/aboutthemovie.html
ネタバレちょっとアリのまとめ

原作ファンとしては原作の「虹色デイズ」とはやはり全く違うものです。
再現率の高いキャラもいますが、あくまで「虹色デイズの設定を借りた別物映画」。
そう考えた方が違和感なく楽しめると思います。
原作よりもギャグが濃い、キャラも濃い(特になっちゃん)、展開も全く違う。
なっちゃんと小早川さん、映画の終盤に二人のメインシーンがありますが、そこが個人的にはあまり好きではなかったです。観た人にはわかるかな。イルミネーションのシーンです。(ネタバレすみません)
好きではなかった理由は「全く心に響かなかったから」。賛否が別れるシーンだと思っています。
ただ各所に面白いシーンが散りばめられているし、演技の上手い役者さん、キャラ作り完璧な役者さん。
そういうのを見るのはとても面白かったし、「虹色デイズの設定で限りなくリアルに近づけてギャグを足したら」こんな映画になるだろうな、と思います。
そういうのを楽しめる方、有名キャストもたくさん出演しているので、元々好きな役者さんが出ている方にはオススメです。
映画にはもちろん良いシーンがあって、あまり好みじゃないシーンがある。そう思っているので、「実写の虹色デイズ無理!」とかは全く思いませんでした。
カップラーメンのアラーム。本当に好きです。iTunesで是非とも購入したいので販売希望…
いち原作ファンからは以上です!
思ったより長くなってしまった感想の読了ありがとうございました。
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