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【昴とスーさん】の漫画ネタバレ感想と「元に戻る」展開予想

昴とスーさんとは?1巻のネタバレ感想

 

昴とスーさんは高橋那津子先生が描かれている漫画で、2019年4/18現在で2巻まで発売されており、現在も漫画誌ハルタにて連載中です。

※2019年9月14日に3巻が発売されました。(9/22追記)

 

私は元々ハルタを別作品目当てで購入していたのですが、そこで連載中の昴とスーさんの途中の話を読み、「これは絶対に面白い!」と思って以降、追っています。

 

まず、たぶん昴とスーさんを知らない人はパッと絵を見て「子供と大人の禁忌の恋愛もの?家族もの?」と思ったりもするかもしれません。

私は最初読んだ話で少年と女性が「姉と弟」のやり取りをしていたので「家族ものかな」と思っていました。

(私が一番最初に読んだのは1話ではなく途中の話だった為)

 

けれど書店で1巻を見れば少し印象が変わると思います。

 

 

ベランダにいる女性と少年。少年はタバコを吸っています。私が所持しているコミックスは帯付きで保管してありますが、1巻の帯は

 

俊英・高橋那津子が描く「年の差逆転」ラブストーリー。

「隠しごと」と「変わらぬ愛」を持ってふたりはこの町に越してきた

 

ただの「女性と少年の年の差ラブストーリー」ではない事がとても大きなポイントです。

スーさんと澪は元々恋人で、ある日を境にスーさんの体は小学生へと変わってしまい、ふたりは別の町に引っ越して姉弟として暮らす。1巻はそんなふたりの日常と、変わってしまった日をもう一度再現するために前の町に一度戻るところまででした。

 

まず、小さなスーさんが見ていて可愛いです。でも中身は大人なので澪よりしっかりしているし、早起きして澪を起こし、仕事に行く澪の準備を手伝い、帰宅した澪のご飯を作ります。

あれ?奥さんかな…?私にもこんな彼氏ください(切実な願望)

 

スーさんが子どもの姿でいる事

 

スーさんはふたりきりの家の中以外だと「本当は大人」だという秘密を守るために小学生のふりをしているのも可愛くて面白いです。

小学生のふりで元気よく、ちょっとわんぱくな演技をしているのを見ているのはとても微笑ましいですし、我慢して子どもの服を着ているのも、それを恋人の澪に見られて恥ずかしがっているのも可愛いです。

 

でもただ可愛いだけじゃなくて、例えば生活費は現在澪がひとりで働いて稼いでいます。

自分は家で家事をするだけ。そこでスーさんは内職を初めて少しでも生活費の負担を減らそうとしたり、澪に言い寄ってくる高校生を追い払おうとして逆に自分が怪我をしてしまったり。

 

「大人」であれば当然のようにできる事が、「子ども」の姿では思うようにできない。
スーパーでも高いところにあるものは手に取れない。お風呂も長風呂ができない。

小さな事かもしれませんが、そんな小さな事を丁寧に細かく描写していて、何度も読み返してしまいます。

 

大人だったスーさんは背も高く、もちろん手も大きい。レストランで働いていて、ゆくゆくは「自分の店を持つ」という夢もあって、恋人の澪とも仲良く過ごしていました。

けれど幸せだったあの日。霧が濃く出ていた夜の公園で、スーさんは突然子どもの姿に変わってしまった。そして同じ場所で霧が出るという天気予報を見て、あの日と同じ格好をして、ふたりは再現してみる事に、というのが1巻の大きな展開でした。

 

2巻のネタバレ感想

 

2巻は7/14に発売しました。
今回の帯はこちら。

 

切なくも温かい「年の差逆転」ラブストーリー第2巻

変わってしまった人生。それでも変わらぬふたりの愛。

 

前回、再現をして見たけれどスーさんの姿は変わりませんでした。それからスーさんは調子が悪くて、得意の早起きも不調。

けれど、荷物整理の時に出てきた、働いていたレストランのオーナーから譲り受けた包丁を見て、レストランの制服と包丁をこっそり返しに行きます。

 

以前住んでいた部屋を見に行くと、そこはもちろんスーさんの名前ではなく新しく入った住人の名前。
混んでいるレストランの中を見ると、自分と一緒に働いていた馴染みの同僚の横に知らない新人。

 

「自分がいた場所に自分がいない」というのを実感してしまうシーンで、読んでいて切なくなりました。

 

けれど、レストランを去ろうとした時。メニューボードを見るとスーさんが考案したメニューがランチメニューのメインとして使われていました。

「自分がまるで消えてしまった見たい」だと思っていたのに思わぬ痕跡を見つけて、スーさんはオーナーに秘密を打ち明ける事にします。

 

高橋先生は本当に心理描写が丁寧で、スーさんの心が落ち込んで沈んでいく時も、そして気持ちが浮上する時も本当に本当に丁寧です。

 

オーナーの目の前でスーさんが泣くシーンはとても大きなポイントで、スーさんがどれほどこれまで耐えてきたかを凄く実感しました。

恋人はもちろんですが、スーさんにはもうひとり頼れる大人が必要だったんですね。

元気になったスーさんは腕を鈍らせないために料理の練習をし、野球の練習をし、無意味に過ごしていた時間を少しでも実りのあるものに変えていきます。

 

この物語は、大人が子どもに変わってしまった苦悩=「大人にしかできない事」と、逆に「子どもにしかできない事」をゆっくりと丁寧に描かれています。

 

スーさんにとって高校生の時に怪我でできなくなってしまった野球をもう一度全力でプレイできるのは大きな事だと思います。

私も子どもに戻れたら子どもの頃にやっていた事のほとんどは今の経験を活かしてもっとうまくできると思います。

 

2巻のラストは澪の誕生日にスーさんがプレゼントとしてふたりきりの旅行をプレゼントし、そこで過ごす話です。

周りを気にせずデートを楽しみ、写真を取り、一緒にお風呂に入る。

帰路、手を繋いでいたふたりは、住んでいる「緑丘」のアナウンスが入ると繋いでいた手を離し、また「姉と弟」の日常に戻ります。

2巻の中ではオーナーと出会う7話と旅行をする12話が印象的でした。

 

今後の展開の予想とスーさんが元の姿に戻るには?

 

これからの物語の展開としては、スーさんはどうやったら元の姿に戻るのか、ですよね。やっぱり。

それとスーさんの家族は亡くなったおばあちゃんが出てきましたが両親については一切触れていないので両親は不仲か、亡くなっているのかもしれません。

 

なのでスーさんの家族は今後出てくる可能性は低いでしょうが、逆に一切澪の家族については触れられていないので、澪の両親からのコンタクトがあり…という展開もこれから起こると予想されます。

 

恋愛面でいえば澪にしてもスーさんにしてもそれぞれ彼らに思いを寄せているキャラクターがいるので、大きな展開にはならなくても今後何かが起こりそうですね。

2巻巻末の書き下ろし漫画の久美ちゃんがとても可愛かったです(笑)

 

スーさんはどうしたら元の姿に戻れるのか。

変わってしまった日の再現では戻らなかったわけですよね。同じ格好、同じ場所、同じ濃霧、同じ行動。

 

あと足りないとすれば「時刻」と「日にち」でしょうか。

 

時刻については描写がなかったので微妙ですが、「日にち」については、そもそもスーさんは澪の誕生日を祝い、プレゼントを渡すために公園に来たわけですから変わってしまった日は「澪の誕生日」なのではないでしょうか。

 

もし1巻で再現をして戻らなかった原因が「再現の要素が足りなかった」のならば、澪の誕生日ではなかったからではないかな、と思っています。

2巻のラストは「澪の誕生日祝いとしてスーさんが旅行をプレゼントする」です。

なのでもし本当に澪の誕生日がキーワードならばあと1年は最低でも元には戻れませんね。

 

しかし、オーナーは「お前がこうなったのは何か意味があるんじゃないか」と言っています。

なので再現ではなく、元に戻るのは「スーさんが子どもの姿でしかできない事を達成する」事かもしれません。

 

元に戻る可能性としてはこのふた通りでしょうか。

今後の展開が楽しみなので3巻が出たらまた記事を書くことにします!

 

昴とスーさんはkindleでも単行本でも

昴とスーさんはAmazonでkindle版も単行本も両方選べます!

私は紙の手触りを楽しみたい派なので単行本です!!!

 

絵もストーリーも素敵なのに私の周りでこの漫画を語る事ができなかったので、記事を書いてしまいました…

「昴とスーさん」ファンが増えますように!

 

ちなみに!昴とスーさん3巻の発売予想時期は、

2019年06月17日頃

出典:ベルアラート

です。6月が楽しみですね!

 

※2019年9月22日 追記

昴とスーさん3巻は9/14に発売されました。3巻を踏まえた今後の展開予想は下記記事をご覧ください。

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