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来場者特典の内容【ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝】ネタバレ

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

京都アニメーションが手がけるテレビアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-」が公開されました。

期間は、2019年9月6日(金)からの3週間限定となります。

(一部劇場では4週目も追加公開されることが決定しました)

ヴァイオレット・エヴァーガーデンについては過去に記事にしていますので、そちらをご覧ください。

ギルベルトの生存や劇場版の内容予想【ヴァイオレット・エヴァーガーデン】ネタバレヴァイオレット・エヴァーガーデンとは? ヴァイオレット ・エヴァーガーデンとは、暁佳奈先生が書かれたライトノベルで、第...

 

外伝のあらすじ

 

……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。

良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。

未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。

出典:http://www.violet-evergarden.jp/sidestory/

 

名家ヨーク家の娘であるイザベラの教育係として女学校にやってきたヴァイオレットの話です。

この話は原作小説「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」内の「永遠と自動手記人形」の話が元となっています。

今回の映画では原作小説の内容にプラス要素を加えてあります。

プラス要素については記事内で紹介していきますのでぜひ「原作と何が違うのか」など確認してみてください。

 

来場者特典・グッズについて

 

今回の映画には数量限定で来場者特典で書き下ろし小説があります。

 

 

来場者特典の書き下ろし短編小説は、

「アン・マグノリアと十九歳の誕生日」

「リオン・ステファノスと一番星」

「シャルロッテ・エーベルフレイヤ・フリューゲルと森の王国」

の3種が1〜2週目に配布されます。3週目は、

「イザベラ・ヨークと花の雨」

と全巻収納ケースが配布されるので、全て制覇したくなりますよね。

ただ、公式サイトにも書いてある通り、「ひとり一冊」になるので、ひとりで複数の席を購入しても、もらえるのは一冊ですので制覇が難しいです…。

知らずに複数の席を購入して劇場スタッフに「一人一つです」と言われてしまいました。

知人や家族にも協力してもらい、制覇は達成できましたが、正直一人だけの力では難しいので、厳しいシステムだと思います…。

 

特典状況、グッズ状況

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

私は1週目の9/8(日)の昼頃の回に見に行ったのですが、特典はもう配布終了していました。

グッズも全て完売していました。公開3日目で特典もグッズも終了とは本当に恐ろしい…。

劇場スタッフに聞いたところ「初日で配布が終了してしまいました」とのことです。

県内の劇場に問い合わせましたがどこもほぼ初日で終了してしまっています。

2週目でまた配布されるとのことでしたので、9/13(金)の一番最初の回に席を予約し、無事に特典を揃えることができました。

 

グッズはクリアファイル、缶バッジなど発売されましたが、こちらも全て完売しており、特典小説もグッズもオークションやフリマアプリで高額転売されています。

グッズについては京アニショップで買うことができますので、転売品ではなく京アニショップから購入してください。

パンフレットは京アニショップではなく、こちらで予約申し込みを受け付けています。一部劇場ではグッズの再販をしているところもありますので、通販ではなく劇場で購入したい方は劇場に直接問い合わせをして見てください。

※9/20(金)の朝の上映回で3週目の特典小説をゲットするために訪れましたが、グッズは完売でしたがパンフレットは再入荷していました。

 

原作小説「永遠と自動手記人形」

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

原作小説と映画の前半の内容はほとんど変わりません。

女学校で生活するイザベラの教育係としてやってきたヴァイオレットは、彼女と過ごすうちに打ち解け、友達になります。

原作小説では、イザベラがもっとヴァイオレットに積極的に絡みます。一緒の風呂に入り、一緒のベッドで眠ります。お揃いのマニキュア(みたいなもの)も塗ります。

そういった戯れるシーンが映画では少し減らされていたかな、という印象です。原作小説ではイザベラのデビュタントが終わり、ヴァイオレットは女学校を立ち去ります。

イザベラが妹に手紙を書き、ヴァイオレットもイザベラの妹に「困ったことがあったら訪ねて」と手紙を書きます。

その手紙をベネディクトが孤児院にいる妹・テイラーに届け、字が読めない彼女の代わりに読み聞かせます。ここも映画と一緒です。

イザベラが書いた手紙の

 

これは貴方を守る魔法の言葉です。『エイミー』……ただそう唱えて

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝「永遠と自動手記人形」より抜粋

 

その言葉を胸に、成長したテイラー・バートレットは手紙を抱きしめてCH郵便社に訪れます。

そこで、原作小説の話は終わっています。しかし、映画ではなんとこの続きが見れるのです。

 

映画「永遠と自動手記人形」

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

3年の歳月が経ち、相変わらず字を読むことはできないが成長したテイラーは孤児院を抜け出し、CH郵便社に「働かせてほしい」とやってきます。

まだ幼いテイラーを雇うことはできませんでしたが、孤児院に返すのにも手続きなどで時間がかかるため、少しの間「見習い」としての滞在が許可されました。

 

テイラーは代筆業ではなく、ベネディクトと同じ「郵便配達人になりたい」とポストマンを希望します。

テイラーが幼い頃、大事な姉の最後の手紙をベネディクトが運んできてくれたから「郵便配達人は夢を運ぶの。だからあたしも郵便配達人になりたい」と言います(うろ覚えなのであくまでもこのような台詞)。

 

テイラーはベネディクトやヴァイオレットに手伝ってもらいながらポストマンの見習いとして街中を駆け回り、字を覚え、姉への手紙を書くことに。

はるか遠く、自分のために離れて行ってしまった姉エイミー(イザベラ)へ、ベネディクトと共に手紙を渡しに行くことになりました。

離れ離れになってしまった姉妹への手紙をベネディクトが渡し、その様子を影からテイラーは見つめます。

大きくなったら今度は自分でちゃんと渡しに行く、と決意を固めたテイラーは孤児院ではなく、ヴァイオレットの家であるエヴァーガーデン家に引き取られることになりました。

イザベラが湖畔で「テイラー!」と妹の名前を呼ぶと、テイラーのいる家の窓からそよ風が流れ、テイラーは窓辺に頬杖をついて嬉しそうに笑いました。

名前を呼ベばその絆は永遠に続くのです。おわり。

 

映画内で出て来た「カーテシー」って何?

 

学園でヴァイオレットを見た女生徒が「素敵なカーテシー」と呟くシーンがあります。

特典小説の「イザベラ・ヨークと花の雨」内の文章でも「カーテシー」と出てくるシーンがあります。

では、その「カーテシー」とはなんなのか。

簡単にいうと、お辞儀の種類の一つです。女性のみが行う挨拶で、背筋を伸ばしたまま片足を反対方向へ引き、両膝を曲げるポーズです。

言葉での説明は難しいので、深く見事なカーテシーを披露したダイアナ妃の写真を載せます。

 

出典:欧州王妃さまたちのカーテシー

 

映画の不満点

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

映画の内容については、個人的には思ったより「騎士姫さまらしさ」が見れなかったことですね。

原作では皿を持った少女が転倒するのをヴァイオレットが華麗に助けるシーンがありましたが、ここは変更されていました。

(学園での食事の様子がそもそも異なるので仕方ありませんが…)

 

それと、ヴァイオレットと仲良く打ち解けたあと、唐突にやってくるイザベラの情緒不安定さに戸惑いました。

ヴァイオレットとの関係やレッスンが順調だと思っていたのに、いきなりダンスの練習シーンで「無理だよ」「君とは違う」「君は恵まれてる」と一気に落ち込みます。

もちろん、イザベラの立場を思えば不安定なのは仕方ないと思いますが、少し唐突に感じられました。

 

映画の良かった点

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 

もちろん、不満ばかりではなく、原作小説にはなくて映画にある良いところもあります。

代表的なのはヴァイオレットが立ち去った後に「家柄など関係なく貴方自身を知りたい」と友達希望宣言をするキャラクターがいたことですね。

ずっと一緒にいた友(ヴァイオレット)を失ったイザベラが、慣れない場所でこれからひとりで奮闘しなくてはいけないと思っていたので、映画で登場したこのキャラクターの存在はとても素敵だなと思いました。

このキャラクターの名前は…忘れてしまいました。3回目の映画鑑賞時に確認します。

※確認してきました。アシュリー・ランカスターさんです。金髪縦ロールの可愛いお嬢様でしたね。

 

まだ言葉も少ししか話せなかったテイラーが少し大きくなって生き別れになってしまった姉を思う姿や、逆にテイラーを思うイザベラの様子が見れたのは大事なポイントですね。

そのほかにも、「戦争が終わってから4年」とのことですので、テレビアニメの年齢よりキャラクターも少し成長しているようです。

戦争の際にヴァイオレットは原作で「14歳くらい」とのことでしたので、今は18歳〜19歳なのでしょう。

他のメンバーも髪型が違ったり服装が違ったりと、変化を楽しむことができます。

 

来場者特典のネタバレ感想

 

今回の映画の来場者特典「書き下ろし短編小説」の大まかな内容と感想を書いていきます。

 

アン・マグノリアと十九歳の誕生日

 

十九歳の誕生日を迎えたアンのお話です。毎年、誕生日に届く亡き母からの手紙を、CH郵便社がいつ届けてくれるのかアンはソワソワと待っている。

彼女は自分の領地でひとりで生活し、フリーの法律家として暮らしていた。最近、アンの元に仕事の相談でやってくる青年が気になっている。

母親がおらずひとりぼっちの寂しさと、誕生日をひとりで迎える虚しさと、そんな気持ちで気分が沈んでしまうが、アンが誕生日だと聞きつけて青年が屋敷を訪れた。青年もまた、アンに想いを寄せていたのだ。

青年はアンに自分の心を打ち明けて帰ろうとするが、アンは引き止めて「一緒に誕生日を祝って欲しい」と願いを伝えた。

亡き母の幻はアンに言う。

「自分を信じなさい、アン。愛を怖がらないで」

 

・感想・

アンがどう暮らしていくのか、どのような人生を送っていくのか、という道筋を見せてもらった感じです。早くに母親を亡くした寂しさも伝わって、とても胸に染みるお話でした。

 

シャルロッテ・エーベルフレイヤ・フリューゲルと森の王国

 

フリューゲルに嫁いで、夫は王に、彼女は王妃なった時のお話です。

シャルロッテの周りには敵しかいない。そりが合わない侍従長に、早くもシャルロッテの夫ダミアンに「側室を」と言ってくる義妹、シャルロッテを嘲笑う貴族たち。

そんな者達に囲まれて疲れてしまったシャルロッテは逃げ出した。いつの間にか靴もどこかに落としてしまうがそれにすら気づかず、薔薇迷路の一角で隠れたまま眠ってしまう。

夢の中で見るのは、お気に入りの自動手記人形ヴァイオレットと、実の母よりも母親だったアルベルタ。

そんなシャルロッテの元に、彼女を必死に探していたダミアンが現れる。

裸足のまま逃げ出してしまったシャルロッテの不安に気づけなかったことに「自分が情けない」と言い、「もう嫌いになったかい」と泣きながらシャルロッテに尋ねる。

シャルロッテは「好きよ」と返事を返し、二人は今まで足りていなかった会話をする。側室について、アルベルタついて。ダミアンがシャルロッテがどう思っているかについて。

ひとりぼっちじゃないことがわかったシャルロッテは、これからも森の王国で生きていく。

 

・感想・

シャルロッテはとても好きなキャラクターでしたので続きが読めることがとても幸せでした。1〜2週の特典のアン、リオン、シャルロッテの話の中でこのシャルロッテの話がとても好きです。

ハッピーエンドのその先にあるハッピーエンドだけじゃ終われない物語を垣間見れました。もっとこの二人の話が読みたいです。

 

リオン・ステファノスと一番星

 

ヴァイオレットとの出会いから数年後、遺跡を潜る文献収集課として各地を旅するようになったリオンの話です。

旅先で休暇を得たリオンは、夜空を見に、望遠鏡を持って観光客向けの星見の場所を訪れる。

リオンが持つ望遠鏡はとても高価なため、星がはっきりと観測できた。

しかし、地元の人々はそのような高価なものは持ち合わせていないため、自分たちの町の夜空を見たことがなかった。

そんな彼らのためにリオンは望遠鏡を貸し出し、彼らに星を見せていた。そこに、同じように夜空を見に来ていた人物に目を止める。ヴァイオレットだった。

再開を果たしたリオンはヴァイオレットに問いかける。

「星の名前」「少しは覚えたか」

頷いたヴァイオレットの表情は、数年前に見た時の人形じみた顔ではなかった。誰かに愛されているとわかる表情をしていた。そして、その誰かが彼女にそばにいることを理解した。

それでもリオンはヴァイオレットに再び自分の想いを告げる。

 

・感想・

うわーーーーーー!!!!!!

うわああああーーーーーーー!!!!!!!

ありがとう。ありがとう。ありがとう。

原作小説のリオンの章では、最後に数年後に再開し「少しは星の名前覚えたか」と会話するシーンがわずかにあるんです。

そこで原作ファンは、「リオンと再開する時にギルベルトはどこにいるのか」「リオンとの再開はどこでどのように」と色々考えていたと思います。私は考えていた。

それが!公式で!達成された!!

しかも。映画の特典小説で、まさかのギルベルト生存を匂わせてくる内容だとは!!!夢にも思いませんでした。

自室で読んだ際に、「誰かに愛されている女の子」の文章を読んだ際にたまらず叫びました。全身全霊の叫びだった。深夜だった。ごめんなさい。

本当にありがとう、ありがとう、これで来年の劇場版まで元気でいられます。

 

イザベラ・ヨークと花の雨

 

イザベラがヴァイオレットと共に過ごした短い学園生活のなかで、二人が過ごした時の話です。

学園のある山の麓の街で年に一度開催される花祭りは、女学生も親族同伴でなら訪れることができる。

基本的に外出が禁止されているので生徒たちは色めき立っているが、イザベラには頼れる親族もおらず、祭りに行くことはできない。滅多にないことなので監視の目も緩く、抜け出すことも可能だが…

ダメ元でヴァイオレットに聞いてみると、彼女は「精神療養のためなら」と以外にも乗ってくれた。

二人で山を歩いて降り、祭りに向かう。街人から花かんむりをもらい、花が舞い散る祭りの中、二人で楽しく時間を過ごす。

礼儀作法で習うダンスではなく、ただ手を取り合って気ままにくるくる踊っていると、ヴァイオレットが微笑んでくれた。

その時、イザベラは、友情に隠して「好きだよ」と想いを告げる。

もうすぐ別れが来て、そのままもう会うことはできないけれど、二人で過ごした思い出はこれから何度も思い返すことになる。

そうして、迎えた結婚式。自分と並ぶと父親と娘に見えてしまうほどの年の離れた相手との結婚式が進む中、イザベラはヴァイオレットのことを思い出す。

「僕は君に、恋をしていたのです。永遠に知らなくていいよ」

 

・感想・

なぜこの特典が3週目の特典なのか…!これを読んで、この内容を踏まえて映画を見たかったーーーー!!!

イザベラがヴァイオレットに向ける気持ちは多分友情だけじゃないんだろうな、というのは原作小説を読んで予想をしていました。

が、ここまで明確にされるとは思っていませんでした。

読めて幸せでした。ギルベルトについても触れていたのもよかったです。ありがとうありがとう。

 

まとめ

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

原作小説を読んでいたので前半の内容はわかっていましたが、後半の内容については予想していなかったので「続きが!原作の続きが…!」とひとりで大興奮してしまいました。

映画公開2週目の朝一番でもう一度見に行きましたが、内容も展開も知っているはずなのに涙が止まらなくて、化粧がぐちゃぐちゃになりました。

見知らぬ隣の客席でも鼻をすする音が聞こえたので、みんな気持ちは同じなのかも。

来年公開予定だった劇場版は公開日の延期が決定してしまいましたが、いつまでも待ちます!

テレビアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」についてや、放火事件での支援金を送る口座については下記の記事からどうぞ!

 

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